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船底塗料とは?
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船底塗料とは、船底への海中生物(貝や藻類)の付着を抑え、船の走りや燃費、保守性を保つために塗る専用塗料です。
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SEAJETとはどのような塗料ですか?
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SEAJETは、中国塗料が展開するプレジャーボート・ヨット専用塗料ブランドです。公式では、日本初のプレジャーボート用塗料として1990年発売以来、海洋レジャーシーンで高い信頼を得ていると案内しています。主力は船底防汚塗料で、プロペラ用塗料やプライマーもそろっています。
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SEAJETの主な特徴は何ですか?
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SEAJETの特徴は、艇種や使用環境に応じて選べる製品構成です。公式ラインナップでは、033 PREMIUM、033、037、039などがあり、自己研磨型や加水分解型、亜酸化銅タイプ、亜酸化銅フリータイプ、アルミ艇対応品まで用意されています。
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船底塗料の必要量の目安はどのくらいですか?
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SEAJET公式の標準塗布量では、2L缶あたり033 PREMIUMと033が約7u、037が約6.4u、039が約6.8uです。いずれも刷毛塗りで50μm×2回塗りが基準です。公式マニュアルでも、算出した使用量をすべて塗り切ることが防汚性能を長持ちさせる秘訣と案内しています。
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SEAJETの種類はどのように選べばよいですか?
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長期係留中心なら、公式で静置防汚性に優れると案内されるSeajet 033が比較しやすいです。アルミ艇なら、亜酸化銅フリーでアルミ艇も可と明記されているSeajet 037が候補になります。まずは艇の材質、係留中心か航走中心か、前回塗料との相性で絞ると選びやすくなります。
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船底塗料は人体に有害ですか?
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はい、取扱いを誤ると有害になり得ます。SEAJET公式の塗装マニュアルでも、作業時は保護メガネ、帽子、防塵マスク、手袋を用意すると案内されています。塗料や粉じんを吸い込んだり、皮膚や目に付着したりしないよう、換気と保護具を前提に作業することが大切です。
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素人ですが自分で塗装工事はできますか?
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できます。SEAJET公式では、初心者向けの船底塗装講座や塗装マニュアルを公開しており、下地処理→マスキング→1回目塗装→2回目塗装→下架の流れが示されています。必要な道具も案内されているため、手順を守ればDIYでも進めやすい内容です。
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船底塗料の失敗しない塗り方は?
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公式マニュアルでは、旧塗膜の付着物を除去し、水洗いし、必要部分をサンディングしたうえで、2回塗りする流れが示されています。下地処理が不十分だと付着不良につながるため、洗浄と足付けを丁寧に行うことが重要です。塗布量を削らず、必要量をきちんと塗ることも大切です。
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高圧ジェット洗浄は必要ですか?
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公式マニュアルでは、まずスクレーパーで海中生物や汚れを除去し、水洗いする手順が示されています。直塗り可能な組み合わせでも、公式は入念な水洗い、またはタワシ・サンドペーパーでのこすり洗いを推奨しています。したがって、強い付着物がある場合は高圧洗浄を含む十分な洗浄が有効です。
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プライマーは必要ですか?
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必要になる場合があります。公式では、新艇や無塗装FRP面、旧防汚塗料の品種が不明な場合はSeajet 015が必要と案内しています。また、相性表で「△」の塗り替え組み合わせでは、こすり洗い後にSeajet 015を必ず塗装するとされています。
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塗装工事は、ローラーと刷毛とどっちが適していますか?
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SEAJET公式の塗装マニュアルでは、用意するものとして細身のローラーと刷毛(幅5から10cm)の両方が案内されています。広い船底面はローラー、キワや細部、金具まわりは刷毛を使い分ける方法が実務的です。きれいに仕上げるには、広い面をローラーで塗り、細かな部分を刷毛で補うのが失敗しにくい方法です。
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他社メーカーの船底塗料と混ぜて使用できますか?
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混ぜて使うことはおすすめできません。SEAJET公式では、他社塗料との関係は塗り重ね適正表で「直塗り可」または「Seajet 015が必要」などの相性として案内しており、混合使用の案内はありません。実務上は、混ぜるのではなく、前回塗膜との相性を確認して上塗りする方が安全です。
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塗装後、どのくらいの期間、防汚効果が続きますか?
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防汚効果の持続期間は、使用海域、係留中心か航走中心か、塗布量、下地処理で変わるため一律には言えません。SEAJET公式では、算出した使用量をすべて塗り切ることが防汚性能を長持ちさせる秘訣と案内しています。つまり、適正な下地処理と必要量の2回塗りが、防汚効果を維持する基本です
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塗装後は、いつボートを海に浮かべますか?
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SEAJET FAQでは、没水は少なくとも1日待つことが推奨されています。また最大没水待機期間は、多くのSEAJET船底塗料で6か月、027・038・040は3か月と案内されています。つまり、急いで当日没水するより、最低1日は乾燥時間を取るのが基本です。
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マスキングの注意点は?
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公式マニュアルでは、水線上のハル部分へ塗料が付かないようマスキングすると案内しています。さらに、幅が細いマスキングテープの方がラインに沿ってきれいに貼れるとされています。境界線をきれいに仕上げたい場合は、太いテープを無理に使わず、細めで丁寧に追う方が失敗しにくいです。
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船底塗料はプロペラに塗ってもいいですか?
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通常の船底塗料ではなく、公式が案内するプロペラ専用防汚塗料「ニューペラクリン PLUS」を使うのが基本です。中国塗料は、これをボート・ヨットなどの小型船プロペラ専用として開発したと案内しています。なおFAQでは、プロペラ先端部はマスキングして塗り残すことを推奨しています。
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防蝕亜鉛に塗ってもいいですか?
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防蝕亜鉛は電食防止のために機能する部品なので、一般に塗装で覆うべきではありません。中国塗料の公式FAQで防蝕亜鉛そのものへの明示説明は今回確認できませんでしたが、塗装すると防食機能を妨げる可能性があるため、実務上は塗らない前提で扱うのが安全です。これは一般的な防食の原則に基づく整理です。
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SEAJET 033 PREMIUMと033の違いは何ですか?
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公式では、033 PREMIUMは防汚性能をさらに強化したプレミアムグレードとして案内されています。ラインナップ表では、033 PREMIUMは自己研磨型・亜酸化銅タイプに加え、selektope(メデトミジン)入りである点が033との大きな違いです。より高い防汚性能を重視する場合の上位候補です。
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SEAJET 037と039の違いは何ですか?
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ラインナップ表では、037は加水分解型・亜酸化銅フリー・アルミ艇も可、039は加水分解型・亜酸化銅タイプです。つまり、アルミ艇や銅成分を避けたい場合は037、一般的な亜酸化銅タイプの加水分解型を選ぶなら039、という分け方がしやすいです。
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船底塗装工事を依頼した場合、幾らくらい必要ですか?
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以下が一般的な見積もりの費用の内訳です。
- プライマー塗料代金(基本新規の場合)
- 船底塗料代金(船体・ドライブ)
- ぺラクリン塗料代金(プロペラ・シャフト)
- ローラー、刷毛、マスキング消耗品費
- 回航費用
- 上下架費用
- 塗装期間保管費用(1から2日)
- 船台使用料
- 船底ジェット洗浄代(フジツボ・藻類除去)
- 塗装工事費(1ft@3,000-から)
- ジンク類交換(オプション)
- 出張・交通費等雑費
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中国塗料の会社概要とマリン業界の立ち位置とは?
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中国塗料は、1917年に広島で創業し、船底塗料の製造を開始した老舗塗料メーカーです。公式沿革では、1923年に中国塗料株式会社へ改組し、その後、国内外で船舶用塗料事業を拡大してきたことが確認できます。マリン業界では、外航船・内航船からプレジャーボート用まで展開する、日本を代表する船舶用塗料メーカーの一社です。
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